木曜組曲

木曜組曲

時子の死の真相をめぐりそれぞれの思惑が交差する。 1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。 ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。

內容介紹


耽美な作風で知られた大物女流作家重松時子が不可解な薬物死を遂げてから四年。當時の館に久々に集った五人の女たち。時子の死の真相をめぐりそれぞれの思惑が交差する。

作者介紹


恩田陸,1964年、宮城県生れ。早稲田大學卒。1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文學新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協會賞を、2007年『中庭の出來事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝國 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。