讀賣文學獎

讀賣文學獎

讀賣文學獎是一個日本文學獎項,1949年由讀賣新聞社設置。最初分小說(含戲曲)、文藝評論、詩歌、文學研究(含翻譯等)四個項目。1951年單設戲曲獎,1968年增設隨筆紀行獎。現改為小說、戲曲、隨筆紀行、評論傳記、詩歌俳句、研究翻譯六大項目。授獎對象為上一年度發表的各類優秀作品,每年年初頒獎。獎品為硯台。

小說


第1回(1949年) - 井伏鱒二 ‘本日休診’
第2回(1950年) - 宇野浩二 ‘思ひ川’
第3回(1951年) - 大岡昇平 ‘野火’
第4回(1952年) - 阿川弘之 ‘春の城’
第5回(1953年) - 未頒獎
第6回(1954年) - 佐藤春夫 ‘晶子曼陀羅’
第7回(1955年) - 里見弴 ‘戀ごころ’ ・ 幸田文 ‘黒い裾’
第8回(1956年) - 三島由紀夫 ‘金閣寺’ ・ 久保田萬太郎 ‘三之酉’
第9回(1957年) - 室生犀星 ‘杏っ子’ ・ 野上彌生子 ‘迷路’
第10回(1958年) - 未頒獎
第11回(1959年) -正宗白鳥 ‘今年の秋’ ・ 中野重治 ‘梨の花’
第12回(1960年) - 外村繁 ‘澪標’
第13回(1961年) - 未頒獎
第14回(1962年) - 安部公房 ‘砂丘之女’
第15回(1963年) - 井上靖 ‘風濤’
第16回(1964年) - 上林暁 ‘白い屋形船’
第17回(1965年) - 庄野潤三 ‘夕べの雲’
第18回(1966年) - 丹羽文雄 ‘一路’
第19回(1967年) - 網野菊 ‘一期一會’
第20回(1968年) - 河野多惠子 ‘不意の聲’ ・ 瀧井孝作 ‘野趣’
第21回(1969年) - 耕治人 ‘一條の光’ ・ 小沼丹 ‘懐中時計’
第22回(1970年) - 吉田健一 ‘瓦礫の中’
第23回(1971年) - 未頒獎
第24回(1972年) - 永井龍男 ‘コチャバンバ行き’
第25回(1973年) - 中里恆子 ‘歌枕’ ・ 安岡章太郎 ‘走れトマホーク’
第26回(1974年) - 和田芳恵 ‘接木の台’
第27回(1975年) - 吉行淳之介 ‘鞄の中身’・檀一雄 ‘火宅之人’、※沒后受賞
第28回(1976年) - 八木義徳 ‘風祭’
第29回(1977年) - 島尾敏雄 ‘死の棘’
第30回(1978年) - 野口富士男 ‘かくてありけり’
第31回(1979年) - 島村利正 ‘妙高の秋’
第32回(1980年) - 未頒獎
第33回(1981年) - 井上ひさし ‘吉里吉里人’ ・ 司馬遼太郎 ‘ひとびとの跫音’
第34回(1982年) - 大江健三郎 ‘“雨の木”を聴く女たち’
第35回(1983年) - 未頒獎
第36回(1984年) - 吉村昭 ‘破獄’
第37回(1985年) - 高橋たか子 ‘怒りの子’ ・ 田久保英夫 ‘海図’
第38回(1986年) - 津島佑子 ‘夜の光に追われて’
第39回(1987年) - 澀澤龍彥 ‘高丘親王航海記’、※沒后受賞
第40回(1988年) - 色川武大 ‘狂人日記’
第41回(1989年) - 高井有一 ‘夜の蟻’ ・ 古井由吉 ‘仮往生伝試文’
第42回(1990年) - 森內俊雄 ‘冰河が來るまでに’
第43回(1991年) - 坂上弘 ‘優しい碇泊地’ ・ 青野聰 ‘母よ’
第44回(1992年) - 中薗英助 ‘北京飯店舊館にて’
第45回(1993年) - 未頒獎
第46回(1994年) - 石井桃子 ‘幻の朱い実’ ・ 黒井千次 ‘カーテンコール’
第47回(1995年) - 日野啟三 ‘光’ ・ 村上春樹 ‘ねじまき鳥クロニクル’
第48回(1996年) - 村上春樹‘ねじまき鳥クロニクル’
第49回(1997年) - 村上龍 ‘イン・ザ・ミソスープ’ ・ 小島信夫 ‘うるわしき日々’
第50回(1998年) - 小川國夫 ‘ハシッシ・ギャング’ ・ 辻原登 ‘翔べ麒麟’
第51回(1999年) - 筒井康隆 ‘わたしのグランパ’ ・ 三木卓 ‘裸足と貝殼’
第52回(2000年) - 伊井直行 ‘濁った激流にかかる橋’ ・ 山田詠美 ‘A2Z’
第53回(2001年) - 荻野アンナ ‘ホラ吹きアンリの冒険’
第54回(2002年) - 水村美苗 ‘本格小說’
第55回(2003年) - 小川洋子 ‘博士の愛した數式’
第56回(2004年) - 松浦壽輝 ‘半島’
第57回(2005年) - 堀江敏幸 ‘河岸忘日抄’、宮內勝典 ‘焼身’
第58回(2006年) - 未頒獎
第59回(2007年) - 松浦理英子 ‘犬身’
第60回(2008年) - 黒川創 ‘かもめの日’
第61回(2009年) - 高村薫 ‘太陽を曳く馬’
第62回(2010年) - 桐野夏生 ‘ナニカアル’
第63回(2011年) - 未頒獎

戲曲


第1回(1949年) - 未頒獎
第2回(1950年) - 未頒獎
第3回(1951年) - 三好十郎 ‘炎の人’他
第4回(1952年) - 福田恆存 ‘龍を撫でた男’
第5回(1953年) - 未頒獎
第6回(1954年) - 田中千禾夫 ‘教育’を含む諸作品
第7回(1955年) - 未頒獎
第8回(1956年) - 未頒獎
第9回(1957年) - 未頒獎
第10回(1958年)- 未頒獎
第11回(1959年) - 未頒獎
第12回(1960年) - 未頒獎
第13回(1961年) - 三島由紀夫 ‘十日の菊’
第14回(1962年) - 未頒獎
第15回(1963年) - 未頒獎
第16回(1964年) - 中村光夫 ‘汽笛一聲’
第17回(1965年) - 北條秀司 ‘北條秀司戱曲選集’
第18回(1966年) - 未頒獎
第19回(1967年) - 飯沢匡 ‘五人のモヨノ’
第20回(1968年) - 未頒獎
第21回(1969年) - 未頒獎
第22回(1970年) - 未頒獎
第23回(1971年) - 未頒獎
第24回(1972年) - 矢代靜一 ‘寫楽考’
第25回(1973年) - 未頒獎
第26回(1974年) - 安部公房 ‘綠色のストッキング’
第27回(1975年) - 秋元松代 ‘七人みさき’
第28回(1976年) - 未頒獎
第29回(1977年) - 未頒獎
第30回(1978年) - 木下順二 ‘子午線の祀り’
第31回(1979年) - 井上ひさし ‘しみじみ日本・乃木大將’ ‘小林一茶’
第32回(1980年) - 未頒獎
第33回(1981年) - 未頒獎
第34回(1982年) - 未頒獎
第35回(1983年) - 清水邦夫 ‘エレジー’
第36回(1984年) - 山崎正和 ‘オイディプス升天’
第37回(1985年) - 未頒獎
第38回(1986年) - 未頒獎
第39回(1987年) - 別役実 ‘諸國を遍歷する二人の騎士の物語’
第40回(1988年) - 未頒獎
第41回(1989年) - 未頒獎
第42回(1990年) - つかこうへい ‘飛龍伝'90 殺戮の秋’
第43回(1991年) - 未頒獎
第44回(1992年) - 堤春恵 ‘仮名手本ハムレット’
第45回(1993年) - 未頒獎
第46回(1994年) - 福田善之 ‘私の下町―母の寫真’
第47回(1995年) - 竹內銃一郎 ‘月ノ光’
第48回(1996年) - 未頒獎
第49回(1997年) - 岩鬆了 ‘テレビ・デイズ’ ・ マキノノゾミ ‘東京原子核クラブ’
第50回(1998年) - 松田正隆 ‘夏の砂の上’
第51回(1999年) - 未頒獎
第52回(2000年) - 永井愛 ‘萩家の三姊妹’
第53回(2001年) - 宮藤官九郎 ‘GO’(原作:金城一紀)
第54回(2002年) - 坂手洋二 ‘屋根里’
第55回(2003年) - 唐十郎 ‘泥人魚’
第56回(2004年) - 未頒獎
第57回(2005年) - 菱田信也 ‘パウダア―おしろい―’
第58回(2006年) - 西川美和 ‘ゆれる’ ・ 野田秀樹 ‘ロープ’
第59回(2007年) - 三谷幸喜 ‘コンフィダント・絆’
第60回(2008年) - 小山薫堂 ‘おくりびと’
第61回(2009年) - 鴻上尚史‘グローブ・ジャングル“虛構の劇団”旗揚げ3部作’
第62回(2010年) - 未頒獎
第63回(2011年) - 前川知大‘太陽’
隨筆・紀行賞
第19回(1967年) - 團伊玖磨“正・続‘パイプのけむり’”
第20回(1968年) - 永井龍男 ‘わが切抜帖より’
第21回(1969年) - 未頒獎
第22回(1970年) - 里見弴 ‘五代の民’
第23回(1971年) - 花森安治 ‘一銭五厘の旅’ ・ 井伏鱒二 ‘早稲田の森’
第24回(1972年) - 白洲正子 ‘かくれ里’
第25回(1973年) - 石川桂郎 ‘俳人風狂列伝’
第26回(1974年) - 未頒獎
第27回(1975年) - 野口冨士男 ‘わが荷風’
第28回(1976年) - 未頒獎
第29回(1977年) - 瓜生卓造 ‘檜原村紀聞’
第30回(1978年) - 清岡卓行 ‘藝術的な握手’
第31回(1979年) - 武田百合子 ‘犬が星見た ロシア旅行’
第32回(1980年) - 田中澄江 ‘花の百名山’
第33回(1981年) - 奧本大三郎 ‘蟲の宇宙誌’
第34回(1982年) - 黒田末壽 ‘ピグミーチンパンジー’ ・ 本多秋五 ‘古い記憶の井戸’
第35回(1983年) - 未頒獎
第36回(1984年) - 木下順二 ‘ぜんぶ馬の話’
第37回(1985年) - 佐多稲子 ‘月の宴’
第38回(1986年) - 宮本徳蔵 ‘力士漂泊’ ・ 司馬遼太郎 ‘ロシアについて’
第39回(1987年) - 近藤啟太郎 ‘奧村土牛’ ・ 杉本秀太郎 ‘徒然草’
第40回(1988年) - 陳舜臣 ‘茶事遍路’
第41回(1989年) - 高田宏 ‘木に會う’
第42回(1990年) - 未頒獎
第43回(1991年) - 金關壽夫 ‘現代芸術のエポック・エロイク’
第44回(1992年) - 池澤夏樹 ‘母なる自然のおっぱい’
第45回(1993年) - 未頒獎
第46回(1994年) - 米原萬里 ‘不実な美女か貞淑な醜女か’
第47回(1995年) - 安岡章太郎 ‘果てもない道中記’
第48回(1996年) - 伊藤信吉 ‘監獄里の詩人たち’
第49回(1997年) - 河盛好蔵 ‘藤村のパリ’
第50回(1998年) - 未頒獎
第51回(1999年) - 關容子 ‘芸づくし忠臣蔵’
第52回(2000年) - 高島俊男 ‘漱石の夏やすみ’
第53回(2001年) - 阿川弘之 ‘食味風々録’
第54回(2002年) - 佐佐木干郎 ‘アジア海道紀行’
第55回(2003年) - 若島正 ‘亂視読者の英米短篇講義’
第56回(2004年) - 未頒獎
第57回(2005年) - 河島英昭 ‘イタリア・ユダヤ人の風景’
第58回(2006年) - 宮坂靜生 ‘語りかける季語 ゆるやかな日本’
第59回(2007年) - 川村湊 ‘牛頭天王と蘇民將來伝說’
第60回(2008年) - 白石かずこ ‘詩の風景・詩人の肖像’
第61回(2009年) - 堀江敏幸 ‘正弦曲線’
第62回(2010年) - 管啟次郎 ‘斜線の旅’・ 梨木香歩 ‘渡りの足跡’
第63回(2011年) - 星野博美 ‘コンニャク屋漂流記’
評論・傳記賞
第1回(1949年) - 青野季吉 ‘現代文學論’
第2回(1950年) - 龜井勝一郎 前年度の諸作品
第3回(1951年) - 中村光夫 前年度の諸作品
第4回(1952年) - 小林秀雄 ‘ゴッホの手紙’
第5回(1953年) - 河上徹太郎 ‘私の詩と真実’
第6回(1954年) - 高橋義孝 ‘森鴎外’
第7回(1955年) - 山本健吉 ‘古典と現代文學’ ・ 唐木順三 ‘中世の文學’
第8回(1956年) - 吉田健一 ‘シェイクスピア’
第9回(1957年) - 安倍能成 ‘岩波茂雄伝’
第10回(1958年)- 中村光夫 ‘二葉亭四迷伝’ ・ 千穀道雄 ‘秀十郎夜話’
第11回(1959年) - 長與善郎 ‘わが心の遍歷’
第12回(1960年) - 福田恆存 ‘私の國語教室’と前年度の諸作品 ・ 青柳瑞穂 ‘ささやかな日本発掘’
第13回(1961年) - 竹山道雄 ‘ヨーロッパの旅’等の海外紀行文
第14回(1962年) - 山本健吉 ‘柿本人麻呂’ ・ 安東次男 ‘淀河歌の周辺’
第15回(1963年) - 福原麟太郎 ‘チャールズ・ラム傳’
第16回(1964年) - 深田久彌 ‘日本百名山’
第17回(1965年) - 柳田泉 ‘明治初期の文學思想’
第18回(1966年) - 后藤亮 ‘正宗白鳥’
第19回(1967年) - 富士川英郎 ‘江戸後期の詩人たち’
第20回(1968年) - 塩谷贊 ‘幸田露伴’
第21回(1969年) - 草野心平 ‘わが光太郎’ ・ 田中美知太郎 ‘人生論風に’
第22回(1970年) - 未頒獎
第23回(1971年) - 大岡信 ‘紀貫之’
第24回(1972年) - 山崎正和 ‘鴎外 闘う家長’
第25回(1973年) - 丸谷才一 ‘后鳥羽院’
第26回(1974年) - 池田健太郎 ‘プーシキン伝’
第27回(1975年) - 未頒獎
第28回(1976年) - 伊藤信吉 ‘萩原朔太郎’ ・ 河野多恵子 ‘谷崎文學と肯定の慾望’
第29回(1977年) - 蓮實重彥 ‘反=日本語論’
第30回(1978年) - 遠藤周作 ‘キリストの誕生’
第31回(1979年) - 佐伯彰一 ‘物語芸術論 谷崎・芥川・三島’
第32回(1980年) - 河竹登志夫 ‘作者の家 黙阿彌以後の人びと’ ・ 石川淳 ‘江戸文學掌記’
第33回(1981年) - 高橋英夫 ‘志賀直哉 近代と神話’
第34回(1982年) - 未頒獎
第35回(1983年) - 磯田光一 ‘鹿鳴館の系譜 近代日本文芸史志’ ・ 川村二郎 ‘內田百閑論’
第36回(1984年) - ドナルド・キーン ‘百代の過客 日記にみる日本人’(金關壽夫訳) ・ 上田三四二 ‘この世この生 西行・良寛・明恵・道元’
第37回(1985年) - 未頒獎
第38回(1986年) - 江川卓 ‘謎とき“罪と罰”’
第39回(1987年) - 望月洋子 ‘ヘボンの生涯と日本語’
第40回(1988年) - 大岡昇平 ‘小說家夏目漱石’、※沒后受賞
第41回(1989年) - 中村真一郎 ‘蠣崎波響の生涯’ ・ 山本夏彥 ‘無想庵物語’
第42回(1990年) - 大庭みな子 ‘津田梅子’
第43回(1991年) - 中村稔 ‘束の間の幻影 銅版畫家駒井哲郎の生涯’
第44回(1992年) - 吉田秀和 ‘マネの肖像’ ・ 中沢新一 ‘森のバロック’
第45回(1993年) - 富岡多恵子 ‘中勘助の戀’ ・ 張競 ‘戀の中國文明史’
第46回(1994年) - 未頒獎
第47回(1995年) - 三浦雅士 ‘身體の零度’
第48回(1996年) - 川本三郎 ‘荷風と東京’ ・ 松山岩 ‘群眾’
第49回(1997年) - 渡辺保 ‘黙阿彌の明治維新’
第50回(1998年) - 田辺聖子 ‘道頓堀の雨に別れて以來なり’
第51回(1999年) - 鹿島茂 ‘パリ風俗’
第52回(2000年) - 頒獎_
第53回(2001年) - 未頒獎
第54回(2002年) - 野口武彥 ‘幕末気分’
第55回(2003年) - 沼野充義 ‘ユートピア文學論’
第56回(2004年) - 前田速夫 ‘余多歩き 菊池山哉の人と學問’
第57回(2005年) - 筒井清忠 ‘西條八十’
第58回(2006年) - 嵐山光三郎 ‘悪黨芭蕉’
第59回(2007年) - 大笹吉雄 ‘女優二代 鈴木光枝と佐々木愛’
第60回(2008年) - 岡田溫司 ‘フロイトのイタリア’
第61回(2009年) - 湯川豊 ‘須賀敦子を読む’
第62回(2010年) - 黒岩比佐子 ‘パンとペン 社會主義者・堺利彥と“売文社”の闘い’、※沒后受賞
第63回(2011年) - 鷲田清一 ‘‘ぐずぐず’の理由’
詩歌俳句賞
徠第1回(1949年) - 齊藤茂吉 ‘ともしび’ ・ 草野心平 ‘蛙の詩’
第2回(1950年) - 高村光太郎 ‘典型’ ・ 會津八一 ‘會津八一全歌集’
第3回(1951年) - 佐藤佐太郎 ‘帰潮’
第4回(1952年) - 佐藤春夫 ‘佐藤春夫全詩集’
第5回(1953年) - 松本たかし ‘石魂’ ・ 金子光晴 ‘人間の悲劇’
第6回(1954年) - 石田波郷 ‘石田波郷全句集’
第7回(1955年) - 未頒獎
第8回(1956年) - 西脅順三郎 ‘第三の神話’
第9回(1957年) - 五島美代子 ‘新輯母の歌集’ ・ 生方たつゑ ‘白い風の中で’
第10回(1958年)- 吉野秀雄 ‘吉野秀雄歌集’ ・ 堀口大學 ‘夕の虹’
第11回(1959年) - 村野四郎 ‘亡羊記’
第12回(1960年) - 小澤碧童 ‘碧童句集’、※沒后受賞
第13回(1961年) - 宮柊二 ‘多く夜の歌’
第14回(1962年) - 三好達治 ‘三好達治全詩集’
第15回(1963年) - 淺野晃 ‘寒色’
第16回(1964年) - 蔵原伸二郎 ‘岩魚’
第17回(1965年) - 那珂太郎 ‘音楽’ ・ 柴生田稔 ‘入野’
第18回(1966年) - 木下タ爾 ‘定本木下タ爾詩集’
第19回(1967年) - 土屋文明 ‘青南集’ ‘続青南集’
第20回(1968年) - 入澤康夫 ‘わが出雲・わが鎮魂’ ・ 飯田龍太 ‘忘音’
第21回(1969年) - 山本太郎 ‘霸王紀’
第22回(1970年) - 緒方升 ‘魚佛詩集’ ・ 初井しづ枝 ‘冬至梅’ ・ 野澤節子 ‘鳳蝶’
第23回(1971年) - 吉野弘 ‘感傷旅行’ ・ 坪野哲久 ‘碧岩’
第24回(1972年) - 岡崎清一郎 ‘春鶯囀’ ・ 玉城徹 ‘樛木’
第25回(1973年) - 未頒獎
第26回(1974年) - 小野十三郎 ‘拒絕の木’
第27回(1975年) - 吉田正俊 ‘流るる雲’ ・ 角川源義 ‘西行の日’
第28回(1976年) - 中村稔 ‘羽蟲の飛ぶ風景’
第29回(1977年) - 會田綱雄 ‘遺言’ ・ 森澄雄 ‘鯉素’
第30回(1978年) - 田穀銳 ‘母戀’
第31回(1979年) - 竹中郁 ‘ポルカ マズルカ’
第32回(1980年) - 葛原繁 ‘玄 三部作歌集’
第33回(1981年) - 天野忠 ‘私有地’
第34回(1982年) - 山崎榮治 ‘山崎榮治詩集’ ・ 谷川俊太郎 ‘日々の地図’
第35回(1983年) - 角川春樹 ‘流され王’
第36回(1984年) - 田村隆一 ‘奴隸の歓び’
第37回(1985年) - 齊藤史 ‘渉りかゆかむ’
第38回(1986年) - 未頒獎
第39回(1987年) - 岡野弘彥 ‘天の鶴群’ ・ 高橋睦郎 ‘稽古飲食’
第40回(1988年) - 北村太郎 ‘港の人’
第41回(1989年) - 清岡卓行 ‘ふしぎな鏡の店’
第42回(1990年) - 川崎展宏 ‘夏’
第43回(1991年) - 涉澤孝輔 ‘啼鳥四季’
第44回(1992年) - 真鍋呉夫 ‘雪女’
第45回(1993年) - 馬場あき子 ‘阿古父’ ・ 平出隆 ‘左手日記例言’
第46回(1994年) - 鈴木真砂女 ‘都鳥’
第47回(1995年) - 伊藤一彥 ‘海號の歌’
第48回(1996年) - 高橋順子 ‘時の雨’ ・ 白石かずこ ‘現れるものたちをして’
第49回(1997年) - 前登志夫 ‘青童子’
第50回(1998年) - 永田和宏 ‘饗庭’
第51回(1999年) - 荒川洋治 ‘空中の茱萸’
第52回(2000年) - 多田智滿子 ‘長い川のある國’
第53回(2001年) - 天沢退二郎 ‘幽明偶輪歌’
第54回(2002年) - 長谷川棹 ‘虛空’
第55回(2003年) - 栗木京子 ‘夏のうしろ’
第56回(2004年) - 飯島耕一 ‘アメリカ’ ・ 岡井隆 ‘馴鹿時代今か來向かふ’
第57回(2005年) - 小澤實 ‘瞬間’
第58回(2006年) - 辻井喬 ‘鷲がいて’
第59回(2007年) - 岡部桂一郎 ‘竹叢’
第60回(2008年) - 時田則雄 ‘ポロシリ’
第61回(2009年) - 河野道代 ‘花・蒸気・隔たり’
第62回(2010年) - 大木あまり ‘星涼’
第63回(2011年) - 粒來哲蔵 ‘蛾を吐く’・佐佐木幸綱 ‘ムーンウォーク’
研究・翻譯賞
第1回(1949年) - 日夏耿之介 ‘改訂増補明治大正詩史’
第2回(1950年) - 和辻哲郎 ‘鎖國’
第3回(1951年) - 鈴木信太郎 ‘ステファヌ・マラルメ詩集考’
第4回(1952年) - 米川正夫 ‘ドストエーフスキイ全集’の個人完訳
第5回(1953年) - 佐藤輝夫 ‘ヴィヨン詩研究’
第6回(1954年) - 深瀬基寛 ‘エリオット’
第7回(1955年) - 升曙夢 ‘ロシヤ・ソヴエト文學史’
第8回(1956年) - 河野與一 ‘プルターク英雄伝訳’(辭退)
第9回(1957年) - 高橋健二“ヘルマン・ヘッセ”研究と作品訳業 ・ 東郷豊治 ‘良寛全集’の訳注
第10回(1958年)- 呉茂一 ホメーロス‘イーリアス’の原典訳
第11回(1959年) - 渡辺一夫、佐藤正彰、岡部正孝 ‘千一夜物語’の完訳
第12回(1960年) - 福原麟太郎 ‘トマス・グレイ研究抄’
第13回(1961年) - 土居光知 ‘古代伝說と文學’ ・ 河盛好蔵 ‘フランス文壇史’
第14回(1962年) - 星川清孝 ‘楚辭の研究’
第15回(1963年) - 中西進 ‘萬葉集の比較文學的研究’ ・ 白洲正子 ‘能面’
第16回(1964年) - 渡邊一夫“ラブレー‘ガルガンチュワとパンタグリュエル物語’の訳”
第17回(1965年) - 中西悟堂 ‘定本野鳥記’
第18回(1966年) - 朱牟田夏雄“スターン‘紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見’訳” ・ 松本克平 ‘日本新劇史’
第19回(1967年) - 福田恆存 ‘シェイクスピア全集’の訳
第20回(1968年) - 未頒獎
第21回(1969年) - 小堀桂一郎 ‘若き日の森鴎外’
第22回(1970年) - 手冢富雄“ゲーテ‘ファウスト’訳”
第23回(1971年) - 森銑三 ‘森銑三著作集’
第24回(1972年) - 山本健吉 ‘最新俳句歲時記’
第25回(1973年) - 鈴木力衛“‘モリエール全集’訳”
第26回(1974年) - 尾形仂 ‘蕪村自筆句帳’ ・ 佐藤正彰 ‘ボードレール雑話’
第27回(1975年) - 未頒獎
第28回(1976年) - 秋庭太郎 ‘永井荷風傳’ ・ 壽岳文章“ダンテ‘神曲’訳”
第29回(1977年) - 白井浩司 ‘アルベール・カミュ その光と影’
第30回(1978年) - 瀬沼茂樹 ‘日本文壇史’(全6巻)
第31回(1979年) - 小竹武夫 ‘漢書’全訳(全3巻)
第32回(1980年) - 中村幸彥 ‘此ほとり 一夜四歌仙評釈’ ・ 柳田聖山 ‘一休“狂雲集”の世界’
第33回(1981年) - 柴生田稔 ‘斎藤茂吉伝’ ‘続斎藤茂吉伝’
第34回(1982年) - 稻垣達郎 ‘稲垣達郎學藝文集’(全3巻)
第35回(1983年) - 野間光辰 ‘刪補 西鶴年譜考證’ ・ 井筒俊彥 ‘意識と本質’
第36回(1984年) - 未頒獎
第37回(1985年) - 菅野昭正 ‘ステファヌ・マラルメ’ ・ 松平千秋“クセノポン‘アナバシス’訳”
第38回(1986年) - 渡辺保 ‘娘道成寺’
第39回(1987年) - 未頒獎
第40回(1988年) - 中井久夫“‘カヴァフィス全詩集’訳”
第41回(1989年) - 該當なし
第42回(1990年) - 平川祐弘“マンゾーニ‘いいなづけ’訳”
第43回(1991年) - 森亮 ‘森亮訳詩集 晩國仙果’全3巻
第44回(1992年) - 未頒獎
第45回(1993年) - 小川和夫“バイロン‘ドン・ファン’訳” 、大野晉 ‘系り結びの研究’
第46回(1994年) - 澤崎順之助“W・C・ウィリアムズ‘パターソン’訳”
第47回(1995年) - 未頒獎
第48回(1996年) - 筱田勝英“ギヨーム・ド・ロリス/ジャン・ド・マン‘薔薇物語’訳”
第49回(1997年) - 未頒獎
第50回(1998年) - 揖斐高 ‘江戸詩歌論’ 、工藤幸雄“‘ブルーノ・シュルツ全集’訳”
第51回(1999年) - 未頒獎
第52回(2000年) - 岩佐美代子 ‘光厳院御集全釈’
第53回(2001年) - 清水徹 ‘書物について’ ・ 鈴木道彥“プルースト‘失われた時を求めて’の全訳”
第54回(2002年) - 高松雄一 ‘イギリス近代詩法’
第55回(2003年) - 谷澤永一 ‘文豪たちの大喧嘩’
第56回(2004年) - 未頒獎
第57回(2005年) - 未頒獎
第58回(2006年) - 渡邊守章“ロラン・バルト‘ラシーヌ論’訳注”
第59回(2007年) - 押川典昭“プラムディヤ・アナンタ・トゥール‘人間の大地’四部作、(“プラムディヤ選集2~7”)”
第60回(2008年) - 細川周平‘遠きにありてつくるもの’
第61回(2009年) - 丸谷才一 ‘ジェイムズ・ジョイス“若き芸術家の肖像”訳注(改訳)’
第62回(2010年) - 野崎歡 ‘異邦の香り―ジェラール・ド・ネルヴァル“東方紀行”論’
第63回(2011年) - 未頒獎

讀賣文學獎獲獎人


一年一度的第六十八屆讀賣文學獎日前揭曉,被稱為越境作家代表人物的利比·英雄(IanHideoLevy)憑藉《模範鄉》摘得小說獎,另五位獲獎者瓜分了戲劇、隨筆紀行、評論傳記、詩歌俳句及研究翻譯五項領域的大獎。