淺見光彥系列34:壺靈

淺見光彥系列34:壺靈

日本恐怖電影。

基本介紹


電影劇情
ルポライターの淺見光彥(速水もこみち)は「京都の伝統を旅する」という企畫の取材で京焼の大家・大勝涼矢(小木茂光)の窯場を訪ねたが、火入れと重なり全くとりあってもらえない。そこへ大勝の面倒を見ている女性・諸橋琴絵(賀來千香子)が現れ光彥は大勝の作品を展示しているという正雲堂へ案內される。そこは琴絵の姉・伊丹佳奈(福井裕子)の嫁ぎ先でもあった。
正雲堂には大勝の作品も多く展示されていたが、その大勝が作品作りに迷うと眺めに來る高麗青磁の壺「紫式部」があった。八百年前に作られたといわれ、作者は不明だが、この壺の中に怨霊が詰められていると言われており、持つ人に次々と不幸が訪れるという。そんな曰くつきの壺だが、どんな陶芸家にもその色合いは出せないというほどの美しい壺でもある。
そもそも「紫式部」は諸橋家の所有物で、現在は佳奈のもとに置いていたが「人を狂わす壺」を佳奈の家に置くことを忌み嫌った琴絵が取り戻そうとしていた。
たまたま正雲堂の店主・伊丹勝男(鶴田忍)も大勝も光彥の母・雪江(佐久間良子)の知り合いだったことから歓迎を受け、正雲堂の持ち家の町屋に泊まることになった光彥。しかし世話を買って出た琴絵と勝男の娘・千壽(岡本あずさ)の間に挾まれちょっとだけばつが悪い。
そのころ、酒に酔い弟子の上田京子(吉田久美)に連れられて帰った大勝が持病の心臓発作で命を落としていた..