王瑞來
王瑞來
王瑞來,1982年畢業於北京大學中文系古典文獻專業;畢業后長期擔任中華書局中國古代史編輯工作;1990年應日本學習院大學聘任,擔任學習院大學東洋文化研究所研究員至今;並以專著《宋代の皇帝權力と士大夫政治》獲得史學博士學位,專攻為以宋代政治史為主的中國古代史與古典文獻學。研究之外,併兼任早稻田大學等校博士、碩士研究生導師。
出版有《鶴林玉露》、《宋宰輔編年錄校補》、《宋代の皇帝権力と士大夫政治》、《中國史略》、《朝野類要》、《宰相故事:士大夫政治下的權力場》、《宋季三朝政要箋證》、《隆平集校證》、《宋史宰輔表考證》等學術研究與古籍整理著作22部。並刊布有《論宋代相權》、《論宋代皇權》、《范呂解仇公案再探討》(均刊於《歷史研究》)等歷史、哲學、文學、古籍整理等領域的論文百餘篇。
著書
1.古文観止譯註(共著)吉林人民出版社 1981年
2.鶴林玉露(単著)中華書局 1983年
3.宋宰輔編年録校補(単著)中華書局 1986年
4.中國歴代名君(共著)河南人民出版社 1987年
5.中國文化概覧(共著)東方出版社 1988年
6.全宋文(共著)巴蜀書社 1990年
7.全宋詩(共著)北京大學出版社 1991年
8.白話二十五史精選(共著)天津古籍出版社 1991年
9.全注全訳史記(共著)天津古籍出版社 1995年
10.宋史選挙志訳注(2)(共著)東洋文庫 1996年
11.宋史選挙志訳注(3)(共著)東洋文庫 2000年
12.宋代の皇帝権力と士大夫政治(単著)汲古書院 2001年
13.郷土中國訳注(共著)學習院大學 2001年
14.中國語急就篇(単著)白帝社 2002年
15.中國史略(単著)DTP出版 2006年
16.朝野類要(附:朝野類要研究)(単著)中華書局 2007年
17.宰相故事――士大夫政治下的權力場 (單著) 中華書局 2010年
18.宋季三朝政要箋證(単著)中華書局 2010年
19.宋史宰輔表考證(単著)中華書局 2012年
20.隆平集校證(単著)中華書局 2012年
21.范仲淹集(『儒蔵』204冊) (點校、単著)北京大學出版社 2012年
論文
【史學】
1.『鶴林玉露』作者羅大経考 1982年 『學林漫録』 五集
2.『宋會要輯稿』證誤 1984年 『史學月刊』 第5號
3.岳珂生平考述 1984年 『文史』 第23輯
4.『史記』辯誤 1985年 『北京師院學報』 第1號
5.論宋代相権 1985年 『歴史研究』 第2號
6.昭君名キョウ考辯 1985年 『江漢論壇』 第9號
7.趙抃『御試官日記』考釈――兼論北宋殿試製度的演変 1986年 『東北師大學報』 第4號
8.略論宋太宗1987年 『社會科學戦線』 第4號
9.蘇頌論 1988年 『浙江學刊』 第4號
10.試論宋祁 1988年 『西南師範大學學報』 第4號
11.論宋代皇権 1989年 『歴史研究』 第1號
12.試論導致慶暦新政失敗的一個因素 1990年 『學術月刊』 第9號
13.『続資治通鑒』證誤 1990年 『安徽史學』 第3號
14.「燭影斧聲」事件新解 1991年 『中國史研究』 第2號
15.范仲淹三至杭州考実 1992年 『浙江學刊』 第2號
16. 北宋黨爭與慶暦新政 1992年 『歴史』 第52期(台灣)
17.皇帝権力に関する再論――あわせて富田孔明氏の反論に答える 1999年 『東洋文化研究』 第1號(創刊號)
(再録:『中國関系論說資料』第42號)
18.「聖相」李沆――君臣関系のケース・スタディー(1) 2000年 『中國社會と文化』 第15號
(中國語訳は中國の『文史』第52號に掲載)
19.「平世の良相」王旦――君臣関系のケース・スタディー(2) 2000年 『東洋文化研究』 第2號
(中國語訳は台灣大學歴史學系編『転変與定型:宋代社會文化史學研討會論文集』に掲載)
20. 皇帝権力に関する再論(その2)――思想史の視點からの展開 2001年 『東洋文化研究』 第3號
(再録:『中國関系論說資料』第45號)
21.「倭」の本義考――あわせてその意味変遷を論ずる 2001年 『「つくる會」の歴史教科書を斬る』、日本僑報社
22.王安石の新法――「祖宗法るに足らず」 2002年 月刊『しにか』第13巻第1號
23.代王言者――以宋真宗朝翰林學士為中心的考察 2002年『漆俠先生紀念文集』、河北大學出版社
24.『鶴林玉露』著者羅大経に関する再考 2004年 『東洋文化研究』 第6號
25.『宋史・宰輔表』辨誤 2004年 『文史』 第66輯
26.徽宗と蔡京――権力の絡み合い―― 2004年 『アジア遊學』 第64號 特集「徽宗とその時代」
27.宋代士大夫主流精神論――以范仲淹為中心的考察 2005年 『宋史研究論叢』 第6輯
28.科擧停廢的歴史――立足於元代的考察 2006年 『科擧制的終結與科擧學的興起』 華中師範大學出版社
29.左右天子為大忠――君臣関系個案研究之三 2007年 『「さんずい+亶」淵之盟新論』 上海人民出版社
30.『朝野類要』編撰者趙升考 2007年4月 『中國典籍與文化論叢』第9輯 北京大學出版社
31.『宋史・宰輔表』考證(補正篇) 2007年12月 『宋史研究論叢』 第8輯
32.走向象徴性的皇権 2008年7月 『宋史研究論文集』 上海人民出版社
33.佞臣如何左右皇權:以北宋王欽若為例 2008年 『中國文化研究所學報』 第48期 香港中文大學
34.「燭影斧聲」與宋太祖之死(柱斧考) 2008年 『文史知識』第12期 中華書局
35.超越:一個「貳臣」的貢獻――索隠歴史塵埃中的細節 2008年 『鄧廣銘教授百年誕辰紀念論文集』 中華書局
36.宋代権相第一人(上)――君臣関系箇案研究之五:丁謂論 2009年『河南大學學報』第4期
37.宋代権相第一人(下)――君臣関系箇案研究之五:丁謂論 2009年『河南大學學報』第5期
38.范仲淹生平事迹記載考辨――『范文正公年譜抉誤』 2009年 『范仲淹研究文集(五)』 北京大學出版社
39.『宋季三朝政要』考述 2009年『南宋史及南宋都城臨安研究』 人民出版社
40.金榜題名後:「破白」と「合尖」――宋元変革論実證研究挙隅之一 2009年『國際社會科學雑志』第26巻第3期
41.皇權再論 2010年 『史學集刊』第1期
42.崔與之事迹系年補考 2010年7月 『崔與之與嶺南文化研究』 人民出版社
43.「百世聞之尚激昂」――讀菊坡詩 2010年7月 『崔與之與嶺南文化研究』 人民出版社
44.醉翁之意不在酒――漫談宋太祖與酒 2011年2月 『文史知識』第2期
45.配享功臣:蓋棺未必論定――略說宋朝官方的歴史人物評価操作 2011年10月 『史學集刊』第5期
46.「寧鳴而死,不黙而生」――范仲淹『霊烏賦』發覆 2011年11月 『文史知識』第11期
47.寫意黃公望――由宋入元:一個人折射的大時代 2011年『國際社會科學雑志』第28巻第4期
48.「內擧不避親」――以楊萬里為個案的宋元変革論実證研究 2012年3月 『北京大學學報』第49巻第2期
49.「范仲淹」問世――文正帰宗更名考實 2012年6月『文史知識』第6期
50.『宋季三朝政要』辨誤 2012年6月 『中國典籍與文化論叢』第14輯
51.『隆平集』釋疑 2012年6月 台灣『輔仁歴史學報』 第28期
52.李元昊七娶 2012年11月 『文史知識』第11期
53.范呂解仇公案再探討 2013年3月 『歴史研究』第1期
54.「鏡古孰非殷監呈」:『銭塘遺事』考述 2013年7月 『四川師範大學學報』第40巻第4期
55.『隆平集・夏國傳』箋證 2013年11月 『呉天[土+犀]教授百年誕辰紀念文集』、四川人民出版社
56.小官僚,大投射:羅大経仕履考析――――宋元変革論実證研究挙隅之三 2014年1月 『文史哲』第1期
【思想史】
1.孔子天命観新探 1982年 『哲學研究』 第2號
2.譲歩政策理論淵源初探 1982年 『史學月刊』第4號
3.中國経學史漫談 1988年 『歴史教學』 第5號
4.宋代士大夫の精神世界の一側面――范仲淹を中心に 2000年 『東洋學報』 第82巻第2號
5. 『論語』開篇發覆 2008年 『現代哲學』第5期
6. 將錯就錯:宋代士大夫「原道」略說 2009年 『學術月刊』第4號
【文獻學(書志學)】
1.『鶴林玉露』版本源流考 1985年 『藝文志』 第3集
2.『宋宰輔編年録』考述 1986年 『古籍整理與研究』 創刊號
3.『建炎以來繋年要録』略論 1987年 『史學月刊』 第2號
4. 漫說『宋史』 1987年 『書品』 第2號
5.『続資治通鑒長編』佚文輯考 1988年 『宋史研究通訊』 第1號
6. 二十四史彙刊本述略 1988年 『古籍整理出版情況簡報』第 188號
7.『呉郡図経続記』考述 1988年 『蘇州大學學報』 第4號
8.『宋景文集』版本源流考 1988年 『古籍整理研究學刊』 第4號
9.『宋朝事実類苑』雑考 1990年 『古籍整理研究學刊』 第5號
10. 宋代玉牒考 1991年 『文獻』 第4號
11. 日本東洋文庫所蔵『四庫全書』文源閣本『草廬集』考述 1994年 『中國書目季刊』 28巻第2號(台灣)
12.『范仲淹集』版本問題考辯 1996年 『國家図書館館刊』 第85巻第1號(台灣)
13.『黃帝內経素問』版本源流考 1997年 『國家図書館館刊』 第86巻第1號(台灣)
14..『朝野類要』(附:朝野類要研究)前言 『書品』第1號 2008年第1號
15.略述『朝野類要』的成書與流傳 『中國典籍與文化』 2009年第1號(北京大學)
16.流出海外的『清實録』――記日本東洋文庫所藏「大紅綾本」 『書品』 2009年第3號
17.『朝野類要』現存版本考述 2010年4月 『中國典籍與文化論叢』第12輯
18.「禮失われて諸を野に求む」――実例で和刻本漢籍の価値を試論 2009年3月 『東洋文化研究』第11號
(中國語版:「禮失而求諸野」――従自身研究経歴看和刻本漢籍の価値 2011年6月 『國際漢學研究通訊』第3期)
19.略述明清時代文獻対『朝野類要』的徴引 『中國典籍與文化』 2010年第3號(北京大學)
20.「盡信書不如無書」:透過『朝野類要』看『四庫全書』對文獻的改竄『北京大學中國古文獻研究中心及集刊』第11輯2011年12月
【校勘學】
1. 略談古籍校勘底本的選択 1986年 『古籍整理出版情況簡報』 第165號
2. 古籍校勘與音韻 1987年 『古籍整理研究學刊』 第4號
3. 略論古籍校勘的范囲 1987年 『『古籍整理出版情況簡報』 第177號
4. 典章制度與古籍校勘 1987年 『古籍整理出版情況簡報』 第178號
5. 略談古籍的校勘記 1987年 『古籍整理出版情況簡報』 第180號
6. 歴史年代與古籍校勘 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第186號
7. 略談他校的取材 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第187號
8. 略談本校的両個問題 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第188號
9. 歴史地理與古籍校勘 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第191號
10. 略談古籍的校改 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第193號
11. 略談古籍點校本的失校 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第194號
12. 関於古籍校勘中脫文的処理 1989年 『古籍整理出版情況簡報』 第205號
13. 略談古籍引文的校勘 1989年 『古籍整理出版情況簡報』 第207號
14. 略談古籍校勘中的辯偽問題 1989年 『古籍整理出版情況簡報』 第215號
15. 関於推算歴史人物生卒年應當注意的一個問題 1989年 『古籍整理出版情況簡報』第215號
16. 說版本校 1990年 『古籍整理出版情況簡報』第 221號
17. 略談古籍的「點校說明」 1990年 『古籍整理出版情況簡報』 第227號
18.「襄王枕上元無夢」――略談理校 1990年 『古籍整理出版情況簡報』 第229號
19. 略談古籍校勘 2008年2月『古籍整理與出版専家論古籍整理與出版』、鳳凰出版伝媒集団
20. 漢籍の版本調査と鑒定について――その常識と非常識―― 2011年12月 『東アジア書志學への招待』第1巻 東方書店
【文學】
1.試論『詩経・ヒン風・七月』作者的階級地位――兼談對『七月』研究的一點看法 1979年『教學與進修』 第2號
2.歴史上的岳飛與小說中的岳飛 1981年 『文史知識』 創刊號
3.岳飛詩詞輯考 1988年 『岳飛研究』 1集
4.「范成大交遊考略」補正 1991年 『文學遺產増刊』 第17集
5. 斷語不可軽下――也談岳飛「満江紅」詞的真偽 1981年 『寧夏大學學報』 第4號
6. 范仲淹與北宋古文運動 1997年 『大陸雑志』 第94巻4號(台灣)
7.二宋年譜 2008年 『中國典籍與文化論叢』 第10輯 北京大學出版社
8.閑話「野水無人渡」 2012年8月 『文史知識』第8期
9.「子道自能久」――讀歐陽修『重讀徂徠集』詩 2013年8月 『文史知識』第11期
10.哈哈鏡的真實――歴史與文學漫談 2014年3月 『文史知識』第3期
【言語學】
1.中國語における指示代名詞の性格について 1996年 『ク沫集』 第9號
2.會話場について――言語場論(その1) 2001年『千葉工業大學研究報告』 人文編 第38號
(再録:『中國関系論說資料』 第45號)
3.中國語指示代詞に関する再論 2003年 『千葉商大紀要』第41巻第1・2合併號
4.ニュアンスをどう捉えるか――中國語教學現場からの研究覚書(1)―― 2005年 『慶應義塾 外國語教育研究』 創刊號
その他
【翻訳】
1.日本五代宋元史研究近況(近藤一成原著) 1985年 『宋史研究通訊』 第4號
2.論宋代官制的発展(梅原郁原著) 1986年 『宋史研究通訊』 第5號
3.日本五代宋元史研究近況(木田知生原著) 1989年 『宋史研究通訊』 第1號
4.日本五代宋元史研究近況(本田治原著) 1990年 『中國史研究動態』 第3號
5.「文明」的悲劇(稲畑耕一郎原著) 1990年 『思與言』 第28巻(台灣)
6.日本五代宋元史研究近況(大島立子原著) 1991年 『中國史研究動態』 第1號
7.英國的中國學(上)(近藤一成原著) 1993年 『漢學研究通訊』 第12巻3號
8.英國的中國學(下)(近藤一成原著) 1993年 『漢學研究通訊』 第12巻4號
【書評】
1.史學名家的労瘁之作――『世說新語箋疏』述評 1985年 『中國社會科學』 第4號
2.『元豊九域志』點校本述評 1985年 『古籍整理出版情況簡報』 第141號
3.深入淺出,雅俗共賞――評『三國志選注』 1985年 『古籍整理出版情況簡報』 第141號
4.拓荒者的耕耘――評『唐代倉廩制度初探』1986年 『古籍整理出版情況簡報』 第163號
5.考源校譌,語林増輝――評『唐語林校證』 1988年 『古籍整理出版情況簡報』 第189號
6.近藤一成教授與日本的中國史研究 2010年『國際漢學研究通訊』第1號(創刊號)
【辭書編纂等】
1. 出版詞典(共著)上海辭書出版社 1992年
2. 中國大百科全書(擔當執筆部分:『冊府元亀』の條)(図書館學・檔案學・情報學)中國大百科全書出版社 1993年
3.世界のなかの江戸・日本(擔當執筆部分:漢籍解說)江戸東京博物館 1994年
4. 宋會要輯稿食貨索引(共編)(職官編)東洋文庫 1995年
5. 古漢語知識辭典(共編・擔當執筆部分:文獻學)中華書局 1996年、再版2004年
【エッセイ】
1.治史尤応専 1987年6月17日付 『光明日報』史學面
2.中國の正月今昔談 2002年 月刊『アジア遊學』第46號
3.外來語 優れた表記の伝統復活を 『朝日新聞』「私の視點」(2004年7月17日付き)
4.遣唐使井真成の墓誌 作者は中國人なのか 『毎日新聞』夕刊 8面(2005年9月1日付き)
5.歴史教科書 東アジア共通を目指せ 『朝日新聞』「私の視點」(2007年2月27日付き)
6..中國における皇帝権力の実態再考(講演記録) 2007年 『學習院史學』第45號
7.なぜ東アジア共通歴史教科書づくりなのか 『理戦』季刊志第88號(2007年5月夏號)
8.「此情可待成追憶」――追憶日本宋史學者中嶋敏先生 『中國史研究動態』第2號(2008年2月)
9.「中國」考(講演記録) 『東洋文化研究』第10號(2008年3月)
10. 無聲の革命 『かけはし』第17巻90號(2009年2月)
11. 趙匡胤 五代十國を終結させ文治時代を開く 『歴史読本』2009年10月號
12.『宰相故事:士大夫政治下的権力場』前言 『書品』 2010年第 2 號
13.范仲淹『題葉氏巻』詩當屬偽作 『中國文物報』 2011年3月9日
14.琉球與日本:江蘇省文物保護単位琉球國京都通事鄭文英墓說明文字指瑕 『中國文物報』 2011年7月13日
15.此東京非彼東京――読久保田和男『宋代東京研究』 『文匯読書周報』(2011年10月23日付き)
16.「漢語」和「漢學」表述商兌 『中國社會科學報』(2011年10月18日付き)
17.『宋史宰輔表考證』前言 『書品』 2012年第6號